2008年10月24日金曜日

おくりびと

先日『おくりびと』を鑑賞してきました。

家を出る直前まで今日に限っては絶対にハンカチを忘れてはならぬ!と思っていたのにもかかわらず、しっかり?!うっかり?!忘れた事に気が付いたのは車を運転中で、まもなく映画館に到着~!って時でした。。。しか~し!お天気が良かった事もあり、幸い?!サングラスをしていたので思う存分号泣出来ると一安心!
映画館に到着すると平日のお昼間という事もあり?中には僕を含めて計5名。。。 でも無問題!無問題と感じていた理由はまた後ほど!

実際に映画が始まると案の定何度も何度も涙が溢れ、流れました。
一瞬だけ声が自然と出てしまう程に泣いてしまっていました。
大切な人の死というものは、誰にとってもとてつもなく悲しく、絶望的な事であると感じると同時に安らぎと救いをも与えてくれるものであるとこの映画では教えてくれます。
映画の中で笹野高史氏が演じる平田正吉の『死は終わりではなくて、次に行くために通る門だと思う』という台詞にこの映画の大切な部分が込められていると個人的には感じました。
大切な人を失った事がある人には是非観て欲しいと感じた映画でした。

無問題と感じていた理由について⇒個人的に魅力を感じる俳優・女優の方々が多く出演しているという事もこの映画に興味を持った理由の一つでした。
山崎努・本木雅弘・吉行和子・余貴美子・杉本哲太・笹野高史と豪勢な面子でみながそれぞれに独特な「間」を持ち合わせ、その「間」が交じり合うなんとも素敵な作品でした。
そして『壬生義士伝』の滝田洋二郎監督の作品であるという事できっと素敵な映画であると感じたという事も付け加えておきます!
ちなみに以前『壬生義士伝』を観た後に僕が書いたBlogがこれ!!!そりゃ期待しちゃうって感じでしょ?!
『壬生義士伝』も是非お薦めしたい作品の一つです!

ただ悲しく、絶望的なだけでは決してない、幸せな涙が流せる映画を観たい人には『おくりびと』お薦めしたいと思います。
最後に、ハンカチはお忘れなく!

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

『大切な人の死というものは、同時に安らぎと救いをも与えてくれるものである』
→ 安らぎと救い? 何故? 観てないからなのか 全く理解できないんですよね~。

Ryu さんのコメント...

>なん
あくまでも誰しもまずは悲しみや絶望感を抱くものだけど、それだけでないという事をこの映画を観て感じた為。
死とはこの世での故人の集大成のようなもので、どのような人生を歩み、過ごしてきたのかが分かると同時に、この世では二度と逢う事は出来ないけれど、あくまでもこの世だけという狭い世界観での考え方であり、再び逢うべき必要性をお互いに感じ、持ち続けているのであればきっとまた再会出来るとこの映画を観て感じたから。

匿名 さんのコメント...

もっくんのやつやね。
予告見ただけでちょっとぐっと来た。
また会いたい人がいっぱいおりますね。
死後自分という存在がどこに行くのかわからんから、わからんすぎてちょっと楽しみでもあり恐怖でもある。
宇宙よりわからんもんね。

Ryu さんのコメント...

>ゆうこ
そう!もっくんのやつ!広末涼子がむっさ大人な美しさを持つ女性になってたよ!
この世での生を生き抜いてこそ、死という新たな門を開ける事が出来るんだろうね。
ちなみに滝田洋二郎監督、元々は成人映画監督であった事は以外に知られてなかったりする。。。Wikipediaで見たら過去の作品タイトルなかなか成人映画らしいタイトルよ!( ̄▽ ̄)

匿名 さんのコメント...

なるほど
そういう考え方ですか。
実際 直面した際に
そう考えれるまでの時間は
人それぞれ 個人差があるでしょうね。
そういう考え方も あるんだなと
しみじみ思ってしまいました<(_ _)>
気持ちの面で そう考えれることは
大事な事だと思います。

Ryu さんのコメント...

>なん
実際に直面した時には僕はとてつもなく悲しみ、絶望感を抱く事になると思う。
でもそんな時にふとこの映画の事を思い出す事が出来れば安らぎや救いを少しだけでも得られるのではないのかと思います。
各それぞれの集大成の日までにどれだけ価値のある人々に出逢い、どれだけ感性を刺激する情報を得られるかによって次の門も変わってくるのではないかとも思います。

>ゆうこ
以外じゃなくて意外やった。。笑

匿名 さんのコメント...

成人映画て、エロ映画??
も~~。
そのタイトルを私に見ろと言うか~。みいひんもんね。絶対みいひんもんね。
死ぬって不思議よね。
冷たいおじいちゃんが不思議やった。
私は長生きしたいな~。100歳まで生きたい。
生きて生きて、いろんなもん見る。

Ryu さんのコメント...

>ゆうこ
↑この感じやったらもう既にWikipedia見ながらニヤニヤした後ってフリですよな?!
流石ゆうこちゃん!笑
決して悪い意味じゃなくて、自分自身が生きてるから死ぬって事がお互いに未知だし、不思議なものなんだろうね。。。
確かに長生きすればするだけいろんなものが見れるもんね。
僕は長さには特別拘らないけど、この世を去る時に後悔が極力少なければいいなぁ~って思う、そして幸せな人生だったなぁ~と感じる事が出来れば尚更良いって感じです♪