2010年1月8日金曜日

片想い

東野圭吾氏の『片想い』を読み終えました。

この作品を読むまで、性同一性障害に関して聞いた事がある程度で詳しくは知りませんでした。

男性として、女性として、どちらともして、生きていく世界観。

人間は血液型や性別や年齢などで分類されているが、自分らしく生きる事の理想と現実の難しさを考えさせられる作品でした。

世の中の多くの人達がきっと「自分らしく生きたい!」と想いながら生きていると想う。

本来「自分らしさ」って何なんだと想いますか?!

僕は正直であることだと想います。

たとえ騙されたとしても、正直であるべきだと想います。

そして作品の中で印象に残った台詞
「あの頃は楽しかったよな。どうして人間ってのは変わってしまうのかねえ。しかも悪いほうにさ。成功すれば傲慢になり、失敗すれば卑屈になる。俺は昔、こんな大人になりたかったわけじゃない。ただ目の前の敵を倒すことだけ考えてた時代が懐かしいよ」

2 件のコメント:

ゆうこ さんのコメント...

私も片思い読んだよ~。
東野圭吾の作品はなんだかこうぐっとくるよね。
また読書にひたろうと思う今日この頃。

Ryu さんのコメント...

>ゆうこ
ぐっとくるし、読む年齢によって色々な捉え方が出来る作品が多いのでは?!と感じるね。
最近はデイリーワインをチビチビ呑みながら読書しています♪