重松清氏の流星ワゴン、何年前かに何処の本屋さんに行っても山積みされていた人気作品なので多くの人が知っているのではないでしょうか?
誰にでもきっと一度は経験のある感情?幻想?それは「あの時、どうして気が付かなかったんだろう・・・あの時、どうして○○しなかったんだろう・・・」
一言で言ってしまえば「後悔」なのでしょうか?それとも「経験」なのでしょうか?もちろんそれはその時々、人それぞれにより違うと思います。僕は「後悔」とも「経験」とも感じた事があります。でもそれはその時に気が付かなかった方が良い事もあっただろうし、気が付いていたのに気が付いてないフリをした事もあっただろうし、過ぎたからこそ気付いた事もあるだろうし、過ぎたからこそ経験と感じれるようになった事もあるだろうし様々です。でも根本的には当たり前なのですが過去は誰にも、どうやっても変える事が絶対に出来ないという事なんです。でも今日からの未来はどうにでも変えていく事が出来るんです。劇的に変わるのは世界中でもきっと一握りの人だけで、大多数の人々は過去の経験を見据えて継続し続ける事によってほんの少しずつでも自分自身が描いた理想に躓きながらも近付いていくものなんだと思います。そして家族・夫婦・親子・父親についてそれぞれの観点から考える機会を得る事が出来る作品であると感じました。将来家族を持ち、父親になった時にはまた今とは違った観点で読む事が出来ると思うので、また読み直したいとも思いました。そして読み終えて一番強く感じた事は自分自身の両親のような夫婦になりたい、両親が育ててくれたような親子、家族になりたい、そして父親のように誠実でありたいと感じました。家族っていいもんです。
2 件のコメント:
両親・兄妹・祖父母・親戚
家族って ほんと凄いですよね
ありがたいですよね
当たり前すぎて ほんと最近まで
気づいてなかったんです・・・
>なん
うん、ありがたい。
気付けた事が留学の一つの財産だね!
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