2009年12月7日月曜日

ゼロの焦点

ここ最近は映画を観る機会が頻繁にありました♪

いつものように一作品毎に感じた事を書き留めておきたかったのですが・・・それぞれの作品で色々と感じる事が多過ぎて?タイミングをついつい逃してしまい?ゆっくりと書き留めれずに今日に至ります。
という訳で今回はそれぞれの作品、簡潔に感じた事を書き留めておきたいと思います。

「沈まぬ太陽」
原作を読んでから観賞した映画。
以前より映画化するのは難しいと言われ続けていたのを観賞してみて納得出来ました。
原作が濃密過ぎるが故、3時間少々の時間ではどうしても肝心な部分を随所に伝えきれてない感が否めません。(これは原作を読んでいても勿論千差万別であると思いますが)
ですがやはり原作を少しでも多くの人に是非読んでもらい、以前Blogにも書きましたが「読み継がれていって欲しい」と再度感じました。

「さまよう刃」
原作を読まずに観賞した映画。
映画のパンフレットに原作者東野圭吾氏がコメントをよせてるとの事
「この作品の映像化は困難であっただろうと素人ながら想像する。光も華もないストーリーなのだ。だが完成作を観て唸った。さすがはプロ達だ。物語の本質を理解し、光の代わりに闇を、華の代わりに毒を描くことに徹した作品に仕上げている。多くの人に観てもらい、何かを感じてもらえたらと思う。この難問に取り組んだ俳優人、スタッフに敬意を表します。現実を描いた、大人の映画だと思います。」東野圭吾
まさに光も華もない、辛く残酷な映画だけども、きっと法律や警察や被害者や遺族のそれぞれの現実の氷山の一部分が描かれている作品なんだろうと感じました。

「重力ピエロ」
原作を読まずに観賞した映画。
観賞した後に、原作を読んでみたいと感じた作品でした。
原作を読んでみて、自分自身がどのような世界観を描き、感じるのかが興味あります。

「ラッシュライフ」
原作を読まずに鑑賞した映画。
これは映画ではなく、原作を読んで「本」という世界観で楽しんだ方が良かったなと感じた作品でした。

「7つの贈り物」
期待し過ぎたという事もありますが。。。

ここ最近感じる事は、やはり原作を読んで自分の中でその作品の世界観を創造した方が楽しめるという事と、創造力を磨き、感受性を豊かにするには読書とは本当に最適な方法なんだろうとこの歳になってつくづく納得させられました。

んでもって、先日は『ゼロの焦点』を鑑賞して来ました。
女優中谷美紀を思う存分満喫する事が出来ます!
そしていつの時代も多くの人々が「新しい自分に生まれ変わりたい」「あの時、別の路を選択していれば」などという感情を抱きながら現実の日々を生きているんだと思い知らされました。
でもみんな生きているんですよね、現実と向き合って。
生きるという事は時として幸せで、時として残酷なものなのかもしれない。
でも「希望」という灯火を心の奥底で燃やし続けれる人にはきっと「笑顔」が待っているんだと信じたいです。

女優中谷美紀に魅せられて「嫌われ松子の一生」を今晩観賞しました。

独特の創りな映画と感じる人もいると思います、ただ単に波乱万丈で報われない、救われない松子の人生を描いた映画と感じる人もいると思います、でも僕は邦画の新たな時代の扉を開いた映画と言っても過言ではないと思います!(まぁそこまで邦画を多く観ている訳ではないけれど・・・)純粋に今まで観た事もない映画を観たな~ってのが観終わった後の率直な感想だった為。

どんな人生を生きたって、価値の無い人生などは決して存在しないのです。

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